日本全国で「今日は30度超え」が当たり前の今日。あちこちで「うちでは39度超えた」とか「37度です」とか、そういうツィートも増えている。そこで、あなたがお使いのスマートフォンの「動作保証温度」ってどのくらいか?というのを見てみる。たとえば、iPhoneSE2はここのページにはっきりと「0℃~35℃」と書かれている。下のほうだけどね。

じゃぁ、一般的なAndroid端末は?ということで、docomoのGalaxy S20 5Gのスペックを見てみると、ここには「動作保証温度」が書いていないので、では、とメーカーのスペックをホームページをあちこち回って見てみると、docomo、au、Galaxy公式ページのいずれを見て見ても「動作保証温度」は書かれていない。おそらく、極寒の地から、赤道直下まで、動作補償をしているのかもしれない。素晴らしい。

これらの個別の機器は、それぞれ違うのかもしれないけれども、一般的な民生用電子機器の動作保証温度は、だいたい0℃~35℃であるので、この温度範囲内で、民生用電子機器の動作補償がされているのが普通だ。そして、この温度範囲を超えたところでの民生用電子機器の使用は「動作保証外」となり、その場合は、壊れても補償はされない。つまり、昨今の日本の猛暑の中では、動作補償がされない場合がある、ということだ。

お使いのスマートフォンの「熱中症」は大丈夫だろうか?

ぜひ、一度調べて見ることをお勧めする。そうでないと、猛暑の中、壊れたからといって、ショップに持ち込んでも、動作保証温度外なので、保証期間中でも、修理料金が発生することがあり得るだろう。