通信インフラが便利になると、一般の人は「電波さえつながればインターネットにつながる」と思っている。実はそれだけではインターネットにはつながらない。途中の回線。サーバー側だってちゃんとうごいていなければならない。

電波がスマホに届いても、その基地局がつなげているのは別のインフラのシステム。インターネットもそうだが、NTTの基幹ネットワークもちゃんと動いていなければ、ネットにはつながらない。

電波が届いていても、インターネットにつながるとは限らない。インターネットがつながっていなければ、メールもインスタもFacebookもtwitterも動かない。

こういう災害時には、その裏側で膨大な機器と人ががんばって、なんとかつないでいるのだ。これは、電力でも水でも今や同じだ。

まずは通信インフラが復旧しないと、電力その他のインフラも全く動かない。ぼくらは、いま、そういう世界に生きているのだ。だから、戦争もサイバー戦争にならざるを得ない。