この時期は、在宅勤務も増えて、自宅で暇つぶしにFacebookで「占い」「なんとか診断」をする人が増えている。こういう「アプリ」は、個人情報を横取りするためにあるものがほとんどで、表向きは全くわからないようにできている。スパイのようなものだ。だから、「占い」「なんとか診断」などのアプリはしないように、と、この時期、あえてお願いする。

困るのは、Aさんが診断アプリをやって、知らないうちに横取りされる個人情報はAさんの友達になっているBさんの個人情報もある、ということ。そして、Bさんの個人情報の横取りによって、Aさんとは関係のない、Bさんの友人のCさんの個人情報も横取りされる。この連鎖が始まる可能性がある。新型コロナウィルスの感染みたいに、どんどん広がっていく。

それでも、「診断」「占い」を暇つぶしに演る人は多いので、上記の「BさんCさん」の立場で、個人としてやる対策はたった一つ。以下になる。

Facebookに入れてある自分の個人情報をできるだけ入れない。電話番号なんてもってのほか。どうしても入れなければならない場合は、地元の警察の電話番号でも入れておけばよろしい。生年月日、性別は本当とは違うものを入れて、もしも自分の個人情報が盗まれた場合に備えて、自己防衛する。メールアドレスも、Gmailなどのフリーのメールアドレスでとったものにしておく。