鎌倉・小町通りにて

3/6の中国の数値は、3/4の数値とあまり変わっていない。変わったとしても誤差範囲、という感じだ。

全中国での罹患者:    0.0058% (1万5千人人に1人)
罹患者中の死亡者:    3.78%  (100人の罹患者のうち4人)
全中国での罹患後死亡率: 0.00022% (100万人に2人)

そこで、日本の罹患者と罹患後死亡者を見て見よう。

全日本での罹患者:    0.0028% (5万人に1人)
罹患者中の死亡者:    1.72%  (100人の罹患者のうち2人)
全日本での罹患後死亡率: 0.0000048% (2000万人に1人)

「政府は検査をわざと少なくしている」「罹患者はもっと多いはず」などのネット言説を信じるとして、罹患者はこの10倍いるとしても、以下の数字になる。なお、死亡者は隠しようがない、と仮定し、そのままとしている。

全日本での罹患者:    0.028% (5千人に1人)
罹患者中の死亡者:    0.17%  (1000人の罹患者のうち2人)
全日本での罹患後死亡率: 0.0000048% (2000万人に1人)

当然だが、単に罹患者の数を10倍すると、罹患して死亡する人の数をそのままにすれば、罹患後死亡率は下がる。また、この計算では死者数は変わらないので、母数の日本の人口も変えようがないので、この数字はそのままとなる。

あくまで、「現時点では」「噂によるものも含む」として、数値にすると、こうなる。また、ニュースやネットの情報によると、多くの罹患者が、症状は軽くインフルエンザ以下、という話であれば、問題となるのは「罹患率」である。実際には「罹患によって予期せぬ経済活動停滞が始まる」ことが社会的に大きな問題なのであって、感情的なところで恐怖の的になる「死亡率」は国の衛生状態などでかなり変わってくる。日本は衛生状態は比較的先進国中でも良い環境であることは知られており、ここにおいて、過剰な心配はないだろう。繰り返すが、日本における新型コロナウィルス問題は「罹患による経済活動の停滞」なのだ。これは、紙製品などの不足の噂などの影響も含まれる。