全中国での罹患者:    0.0056% (2万人に1人)
罹患者中の死亡者:    2.91%  (100人の罹患者のうち3人)
全中国での罹患後死亡率: 0.00016% (100万人に1.5人)

こんな感じだが、よく見ると、罹患者中の死亡者が少しだけ減っている。これを見て、ピークアウトしたと見るのは早計だろうが、その気配はないではない。

いずれにしても、「罹患して死亡まで至る人」は、全中国の人口に対して、このくらいだ、ということだ。日本の人口はこの1/10だから、中国と同じだとしたら、10万人に1.5人が罹患後死亡、ということになる。

では、リアルな日本の状況はどうだろう?人口の母数を日本人にしてみて、計算し直してみよう。

罹患率:           0.00013%
罹患者死亡率:        0.59172%
全国民のうちの罹患後死亡率: 0.0000008% 

前にも書いたが、この厚生労働省の発表の数字(2020年2月25日発表)が正しいとして、この数字である。罹患者が数万人といっても、噂ばかりだが、その噂をもとにしたとしても、「罹患率及び罹患後死亡率は極めて低い(交通事故で亡くなる方の数とは桁が数桁違う)」ということがわかるだろう。

やはり報道は、数字で煽っている、というように見えるのだが。

ただ、IT屋の自分としては、これで「リモートオフィス」「テレワーク」が推進されることは、それはそれで喜ばしいし、何よりも働きすぎの日本人、というところから多くの人が抜け出せることが良いことである、とあ思っている。