もう捨てたのもあるから、全部ではないんだが、スマートウォッチでAppleではないもので、手元にあるのを集めて見た。まだ4台もあるよー。こうして見ると、ソフトウエアも含め、どれも一長一短なんだね。

例えば、自分として一番気になる血圧。「気持ち悪くなってきたので、いまの状況を知りたい」ことが多いのだが、ワンタッチでそれがわかるのは一番右はダメ。データとして長期で取るモードしかないので、リアルタイムに血圧測定ができないのだ。

自分の使い方としては、やはりいちばんは「正確な時計」。そして次に「リアルタイムでの血圧測定」。この2つが満たされていれば、あとの機能は必要ないので、このBLOG記事はレビューというよりも、自分の使い方ではこうです、みたいなものだ、と読んでくれればいいんだけれども。

文字盤が大きくて時計が見やすいのは一番左。電池が持つのは両端。やはりサイズが大きなものは、電池の持ちが良いのだ。自分の使い方だと、だいたい3日位持つ。カタログでは10日とか一週間とか書いてあるんだけれども。

軽くて、腕につけているのを忘れるくらいなのは、左から二番目。ただし電池があまり持たない。このタイプのものは、一日が終わったら充電しておくべきだ。サイズが小さいので、電池も小さいのだろう。

左から二番目以外は防水防塵でIPX67か68が多い。

専用の充電ケーブルは右から二番目のもの以外は必要になる。右から二番目のものは、USB-microBで充電できるんだが、ケーブルを選ぶ。金属のコネクタ部分が長めのものが必要。自分の場合は、仕方なく、市販のmicroBのUSBコネクタのところの根本の樹脂部分をカッターで切って金属部分を伸ばして利用している。なにせmicroBのUSBコネクタは充電用として、売るほどある。

値段は一番右が数万円で一番高い。Appleウォッチ並みの値段。真ん中の2つは千円くらい。一番左は5千円くらい。流石に、一番高いのは、表面がタッチパネルになっているのだが、右から二番目のものも、一部がタッチパネルになっている。画面下のほうだ。

どれもスマホ経由で販売会社のデータベースにつながり、長期でのデータも保存されている。自社のものがなければ、他社のものにつながる、というものもある。AppleCareにつながる、というものもある。

どれも機能は一長一短でどんぐりの背比べで、機能を事前にチェックして買おうとしても、細かいところはわからない。買って使ってみるしかない。実はこういうウォッチの中の「チップ」は同じものを使っているので、機能差はそれを利用するソフトウエアやs-バーまでつながるシステムのところで出てくる。

今のところ、僕のお気に入りは一番左。文字盤が大きくて数字が見やすく、必要なときに血圧測定ができるからだ。会議中は血圧上がってる、とかわかるわけですね。もっとも、画面の精細度は少し劣る。しかし画面がここまで小さいので、画面の精細度が気になる、ということはない。

あとは長期に使って見てどうか?というのは、これから調べることになるものもある。電池などの質は1年間くらいかけないとわからないしね。カタログスペックはあてにならない。使い方にもよるから。

スマートウォッチはAppleが始めたのでみんな始めた感じだが、時計としての機能があるものが「スマートウォッチ」。時計としての機能がないもので、健康モニタ(ヘルスケア – 血圧とか心拍などが取れるもの)などの機能を持つものを「スマートブレスレット」と言っていたのだが、最近は、この両方の機能を持つものも増えてきて、それを「スマートウォッチ」ということもある。AppleがAppleWatchでそれを始めたからだ。日本にはまだ認可の関係らしいが、入ってきていないけれども。

そして、実際のところは、どれも同じようなものだ。機能は少々違うくらいで、千円台のものから、数万円するものまであるが、基本は同じだ。あとはデザインによっては高いとか、そういうものもある。ファッション性とかブランドが気になるのであれば、高いお金を出しても、欲しいものを変えば良い。

これらのウォッチのほとんどは、スマホにBluetooth接続し、ペアリングして使うわけだが、複数のスマホを使いまわしている自分としては、1つのウォッチが複数のスマホにつながるようにしてほしいし、ウォッチもこの数あれば、毎日取り替えるわけで、そうなれば、複数のウォッチを1つのスマホにつなげる、ということもあって、気がついたら「Bluetooth接続を忘れちゃった」ってこともある。こういう使い方にちゃんと対応しているウォッチは無いのが現状なので、接続が外れているのを見て、その都度つなげる、ということになる。このあたりは、改善して欲しいところだ。

ところで、 「スマートウォッチ初心者はなにを買ったらいいか」というと、まずは数千円台の安いものを買って「こんなものか」と、その機能がわかるのがいい、と、ぼくは思う。そのうえで、もっと機能が多いのが欲しい、画面の精細度が高いのが欲しい、やっぱり機能よりブランドで選びたい、などの 要求が出てくることがあれば、そういう要求に沿ったものを買う、というのが良いのではないだろうか?